白鬚神社(白髭神社)とは

白鬚神社は全国の白髭神社の総本山で、琵琶湖最大の島である沖島を背景に、広大な琵琶湖の湖中に大鳥居を浮かべることから、近江の厳島とも称されています。
世界遺産 厳島神社にも匹敵する神秘的な絶景をみることができます。
創建はなんと1900年前、第11代天皇の垂仁天皇の頃で、近江最古の神社とされています。
最近は絶景パワースポットとしても有名です。

湖中大鳥居は湖上交通の盛んな頃に、舟でのご参拝の目印でもあったとも考えられています。

祭神は手塚治虫の火の鳥のモチーフにもなった猿田彦命であり、人の世のすべての業や営みを善い方に誘導された導きの神であり、延命長寿・福徳開運・縁結び・子授け・生児の名授け・交通安全・船舶安全等人生の全ての道案内の神として広く信仰を集めています。

境内には著名な歌人の歌碑が多数あり、源氏物語の作者でもある紫式部や俳聖・松尾芭蕉のものもあります。その中で、与謝野鉄幹・晶子夫妻がこの白髭神社を参拝した時に読んだ「しらひげの  神の御前にわくいずみ これをむすべば 人の清まる」は、比良山系の山々からそそぐ清らかで美しい白鬚周辺の水質、琵琶湖一美しい絶景を見事に表現されています。

周辺のおすすめスポットをご紹介

乙女が池と大溝城祉

内湖・乙女ヶ池は、かつて表の湖(琵琶湖)に対して、ウラウミ、セドウミ(セド=背戸)などと呼ばれていました。
万葉の時代は「香取の海」と呼ばれ、山の麓まで琵琶湖の入り江でした。
戦国時代には織田信長の命により築かれた大溝城の外濠として利用されたりと、幾多の歴史を秘めた場所です。
真ん中に架かるジグザグな橋は太鼓橋と言い、
朝の連続ドラマ小説「ごちそうさん」のロケ地としても使われ、主人公の二人が結婚を誓い合うシーンがまさにこの橋の上で撮影されました。今、縁結びスポットしてもひそかに話題になっています。

SUPでも白ひげ浜から北へ進み、趣のある昔ながらの水路を通り、乙女が池に入ることができます。
琵琶湖とはまた趣の異なる、山がより近く、のどかな日本古来の原風景をみることができます。
乙女が池探索ツアーもご要望にあわせて実施可能です。
お気軽にお問い合わせください。

白ひげ食堂

白鬚神社の左隣にある昔なつかしい感じの食堂です。
秘伝のタレでしっかり煮込んだ熱々のおでんが絶品です。
特に近江牛すじおでんが最高!

具沢山の豚汁と豚汁ラーメンもオススメ!
辛いバージョンのコク辛豚汁ラーメンとライスが最近のヘビーローテーションです。

比良とぴあ

サップを楽しんだ後は温泉でリフレッシュしましょう!
比良山系のふもとにある日帰り温泉施設です。大自然の中、天然温泉で心身ともにリラックス!